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「ほれほれ~」 「あっ、やぁっ!」 「…今度の標的は龍太郎か」 裏庭に戻ると今度は龍太郎に水をかけて遊んでいた涼介。…ああ、赤ちゃんが3人に見えるのは僕だけ? 「…めっ!」 「うわっ、ちょ侑李ごめんごめん」 「ん…?」 侑李の機嫌が悪すぎる。涼介が離れてこっちにくると侑李は龍太郎の頭にポンポンと手をおいた。 「ぶはっ侑李可愛いね~」 「え?なんなの?」 「うちの龍太郎が好きなのかな?嫉妬かな嫉妬!」 だからか、今日は朝からプールやるって言ったときから「龍太郎、龍太郎」っていうし、施設にいくときも「龍太郎」。  
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