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「どうぞ」
「ありがとう」
ソファーに座りながら紅茶を渡した涼介に微笑んだ。涼介はその顔をみて、どこか不思議そうに見つめていた
「きみが…裕翔くん?」
「はい」
「俺…侑李みてくる」
「あ、うん」
せきを外した涼介。きっと気を使ってくれたのだろうか
「安心した。立派になって」
と話す女の人。なにをいっているのかわからなかった
「あの…僕とどうゆう関係ですか?母の知り合いですか?」
きっとお母さんの知り合いなんだ。と勝手に解釈してしまった僕が聞いたその言葉は残酷だったに違いない
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