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「お母さん…だって」 「…はい?」 「僕をお金で売ったおかーさん」 なにを言ったらいいかわからなくなったのか黙りこんでしまった涼介 「さ、侑李とお風呂入ってくるね」 「あ、うん」 こんな空気にするつもりはなかったのに、今頃母親ですなんてのんきにでてくるあの人は最低。それ以前に動揺しまくってる僕はもっと最低 「まぁ…?」 「…痛い。心臓が痛いな…っ」 流れてくシャワーとともに、涙も気持ちも流れて行けばよかった  
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