頼りになる存在について

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侑李がきて早一週間。昼間、学校の間は薮くんにあずかってもらってるおかげで普通に生活している。 ただ、僕と涼介は学校が違う。 だって僕から離れちゃったからね 着信:薮くん 普段あまり鳴ることのない携帯が震えていた 「はい?」 『あ、裕翔?今大丈夫か』 『うん』 『侑李が熱出したんだよ。今、他の先生とかいないから病院につれてけなくて』 「えっ。あー大丈夫!今なら早退できるから」 昔から多忙な僕の両親は、熱を出した時は2人して仕事を抜け出して病院につれていってくれた 侑李だって風邪を引いた時寂しいに決まってるよね  
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