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(…可愛い。)
助けたい。でも助けたら、何もできない子になったら困る…
「よーし。こい!」
「馬鹿!甘やかさない!」
「え?(なにこれ、滑り台だけでめっちゃ怒られた←)」
そんな時だった。侑李の後ろにならんでた子が痺れをきらしたのか、背中をおしてしまったのだ
泣きそうになりながら、ゆっくりとしたスピードでしゅーっと降りてくる侑李…と男の子?
「あれ…?まさか一緒に滑ってくれたの?」
こくんと頷く男の子は背中を押したのではなく、侑李が怖がらないように一緒に滑ってくれたみたいだ
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