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「あ、観覧車乗ろうよ」
「…え」←高所恐怖症
「涼介、ほら早く!」
「うえー…」
遊園地といえば観覧車だよね。侑李もそろそろ起きそうだし
嫌だ嫌だいってる涼介を無視して、侑李を抱っこしながら観覧車に向かった
「んぅ…」
「侑李おはよ。観覧車乗ろうね」
「あい…」
顔が強張ってる涼介を乗せて観覧車はどんどん上にあがっていく。
「わ…夕日綺麗だ」
「本当だな」
今日はとても良い時間だったと思う。
侑李が不機嫌じゃなかったらこんなことはなかったんだろうな
家族になれるその日は近い?
小さな手に繋がれた2つの手
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