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8時30分 薮くんのもとへ
この時間は寂しい時間。だって大好きなママとお別れしなければなりません
「……」
「ほら侑李。毎回毎回…」
「侑李くんおいでっ」
「やぁっ!」
このときはとてつもなく不機嫌です。でもママを困らせたくないのでちゃんと薮くんのもとに行きます
そしてママと並ぶパパの背中をまるで般若のような顔で睨みつけます
「やぁあぁぁあ(泣)」
そしてその不機嫌の対象にされてしまうのは、言うまでもありません。龍太郎くんです
「うーちゃい!(うるさい。黙ってな)」
「…やれやれ」
薮くんも呆れてます
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