君の存在について

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「…っ」 「ほら、一緒にいてやるから(笑)買い物いこうぜ」 「し…仕方ないな」 恥ずかしくて急いで玄関のドアをあけると“ガン”と何かに当たった音がした。 「え…?」 「なにー…は?」 目の前にはベビーカー。ベビーカーに座ってるのは赤ちゃん? 「“1年間、あずかってください。2人の役に立つ子になることでしょう”?」 「え、赤ちゃんを?誰の子?と、とりあえず警察!」 「落ち着け裕翔。いったん家の中はいろうぜ」 ベビーカーの横にあった赤ちゃんを育てるための一式を持って家にはいった。目覚めた赤ちゃんは不安そうに部屋を見渡している  
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