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「…いいよ。ごめん」
「裕翔!」
すぐに答えてくれない両親が嫌だ。幸せだと感じてたのは僕だけだったのかな
いてもたってもいられず、全くわからない街に飛び出してしまった
「…どこじゃ。」
迷子!大変だ、馬鹿だ僕。地図もない、いや地図みてもわからない、
「はぁ、世話の焼けるやつ」
「り、涼介。侑李」
「お前、家の周り一周したことくらい気づけよ」
「え、あ…家の前だ」←
「まぁ…?」
不安そうに泣きそうにこっちを見ている侑李をみて、絶対に離したくないと思った
お母さんはこんなこと思ったことあるんだろうか
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