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「育てるのが大変なのは俺らがよくわかってるだろ?でもその分幸せだって感じてるならそれでいいじゃん」
「そう…だね」
「あいっ!」
「侑李はずっとママ、ママ言ってたぞ。」
僕はきっと今、昔のお母さんと同じ立場にいるのかもしれない
「裕翔!」
「お母さん…。」
「ごめんね?裕翔を育てなければよかったなんて思ったことないよ?」
「わかってる」
「涼くんが言った通り、幸せだって感じてた。裕翔が笑うようになったのは侑李くんのおかげだもんね」
「あいっ!」
「お前…自信満々だな」←
…なんだろうこの呆気なく終わるのは。
無事和解して、侑李を育てる許可をもらい久しぶりに家族の時間を楽しんだ
何気ないことで笑えるようになったのも侑李がいるからだし、ここまでこれたのは両親のおかげだし。
いつも幸せと感じるのは涼介が隣にいるから
家族の絆はいつのまにか結ばれています
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