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玄関にて。 「まぁあぁぁあぁあ!まぁあぁぁあぁあ!」 「うおい!耳元で叫ぶな赤ん坊」 「まぁあぁぁあぁあ!!」 「はいはいはい、なんだよまったく」 「ちゃいっ!」 侑李の手には可愛らしい包み紙。ママはそれを受けとってあけてみました 「わ…可愛い写真たて。侑李が見つけたの?」 「あい…っ」 まだウルウルしている侑李くんにママは困った顔をしながらいいました 「ごめんね?怒鳴っちゃって。目に見えるものだけが大切なわけじゃないってわかってたはずなんだけど。ありがとう。これ大切にするから」 「ふぇええ…っ」 「よかったな侑李!払ったの俺だけど」 「うわっ涼介最低」 大切なものは目に見えるものだけじゃないんです。 そう教えてくれたのは君の存在 後日。写真たてには侑李とママとパパの写真がはいってたとか  
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