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「“今日の昼、抜けれる?”…あぁ、なんだ涼介か」
大好きなのに大嫌いだった涼介から離れるために、都内でも有名な学校に進学した僕と普通の高校にいった涼介
…て僕の単位危ないじゃん
ま…いっか。そう思いながら名前の知らない同級生に、帰ると告げ学校をあとにした
「涼介」
「あ、裕翔」
「待った?…てか晴れたんだね」
降ってたはずの雨はなく、日差しができていた
「待ってないよ。久しぶりに2人でご飯食べないかなって」
「あ…うん」
侑李がいなくて、2人だけっていうのはいつぶりだろうか
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