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「な、にいって…」
「お前そんなに鈍かった?誰よりも人の気持ちの変化くらい気づくやつだろ。なのに、なんでいつも俺の気持ちに気付かないわけ…?」
いつもと違う涼介が僕に近づいてくる。後ろは壁で身動きがとれない。息が…苦しい
「涼、介…?」
「裕翔が好き。」
一瞬。なにがあったかわからない。
僕…告白されたの?
「裕翔の返事は?」
「あっ…僕、も好き」
そう伝えれば、だんだん顔が近づいてきて重なった唇。あぁ、十何年想いはやっと伝わったんだな
そう思うと幸せで仕方なかった
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