愛しい夢を叶えて

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「桜が綺麗だな、」 「そうですね…」 病院の前の並木道 あ、そういえば秀ちゃんと見に来たな にいや松留、リーダーには申し訳ないけど俺、このまま死にたいよ 秀ちゃんに会いたい 「秀…さん?」 え?にい何言って 振り返ると桜の花びらが舞う中、そこには愛しくて会いたかった人がいた 「しゅー…ちゃ…っ…」 「雅也…」 「しゅー…ちゃ、秀っ!」 車いすからフラフラと立ち上がり近寄る 3人は後ろから見ている 「ごめんな、雅也…」 「なんでっ…なんでっ…いなくなっちゃうのさっ…!俺も秀ちゃんと同じとこ行きたいっ…!連れてってよっ…」 「雅也…、雅也にはにいも松留もそれに悟くんだっているだろ?」 そう言って3人に視線を向ける  
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