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上手く笑えない
頭がくらくらするなー…
でもバイトはこなさなきゃ
休憩時間、執事の格好のまま外に出て座りぼーとする
夜風が気持ちいい
「あ、あれ生徒会長じゃね？」
「本当ですね…」
「あ、ここひつじさん」
「悟、執事だから」
「ここ執事喫茶…」
やべっ、うちの学校のやつ…
「……な…に？」
「へー、バイトしてるんですか」
「こんなとこでバイトしてんの学校にバレたら困るでしょう？」
「おいらたちおかねなくてさ、こまってんだよね～」
そういうことか、
「金なんかないよ、」
「こんなとこでバイトしてんだから金あんだろ？」
「っ…、てかこの人可愛いですね…」
小さな柴犬っぽい子が近寄ってきて
「っ…ん、ぅ」
「おい、にいっ…」
なっ、…え？
キス…
された？
「暇なんだよね、あなたのお金でホテル行きません？ってか強制…」
腕を引っ張られる
やだっ、嫌だ！
「おいっ、やめろ！」
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