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真っ白な何もない空間で、星藍は自称・神様と対峙していた。
目が覚めたら、存在を消されていたなど、誰が信じる。
「ごめんって。別世界に生き返らせたるから堪忍や」
「…べつせかい?」
コテンと首を傾げると、何か悶絶している自称・神様。
あかん! ボク稚児趣味ちゃう! ちゃうんやー! 小声で叫んでいる神様の悶えを、星藍は知らない。
「そ、そうや! あんさんが好きな世界にトリップさせたる!」
「鼻血…」
「あーーーー! もう時間ない! それじゃ、いってらっしゃ~い♪」
「うにゃっ! ちょっ、せちゅめ……ッッわきゃああああぁぁぁぁ……」
何の説明もなく、足元に開いた穴に落ちていった。
そこから全ての物語が始まった ーー……
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序章完成しましたm(_ _)m
神様なぜかエセ関西弁(笑)
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