片思い
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「…ね!!…かね!!茜っ!!!何ぼっ~としてんねん!?」 林紗莉が私の後ろから呼んでたことにぼっ~としていて気がつかなかった。 「ごめん…。なんかぼっ~としてたみたいや。」 私は後ろを向いて後ろの席に座っている紗莉に謝る。 「茜あれやろ?前田君また見とったんやろ!?バレバレやで!」 紗莉が茶化してくる。 私のクラスにいる前田公輔のことだ。 私は彼に恋をしていた。
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