影の時

2/9

93人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
ガサッ、ザザザザザッ 優希「いっ!?く、…っう、あ゛っ」 優希は崖の下にある林の中に落ちていっていた 急激に落ちているため、頬や足に当たる木の葉が痛いのか時々変な声が出ていた 優希「痛っ、っく……っわ!!」 ??「ぎゃっ!!」 いきなり木の中を抜けたかと思った瞬間、どすんと思い切り何かの上に落ちた 優希「いっ、てててて…」 腰をさすりながら起き上がると、あることに気が付いた 優希「…あれ?なんで俺生きて、ってなんだコレ」 ??「~~~っ!!」 優希の下に、ぼろ雑巾ような生暖かかいものが敷いてあったのだ 優希「……?」 優希は自分の下にいる不思議な物体を突いてみた つんつん ??「…………っだぁあ!何すんじゃわれぇい!!」 優希「うわあっ!?」 不思議なぼろ雑巾(?)は思い切り優希を押し退けた
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

93人が本棚に入れています
本棚に追加