13人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
アメリカとの同盟が破棄されて以来、日本は瞬く間に政権が交代した。
それまで穏健派だった内閣に代わり、
所謂強硬派であると言われている内閣が組閣された。
御時世が御時世なだけに、平和ボケした国民は漸く事の重大さに気づいたのか、新政府が推進する憲法9条の改正を支持し、国民投票にて同法9条の改正が認められ、陸海空自衛隊が国防軍にその名を変えた。
予算も大幅に軍事費に回された。
まるで何かから逃れるように、生き急ぐかのように、日本は変わっていった。
一体何から逃れているのか?
それは東アジアの情勢が説明してくれるだろう。
最初のコメントを投稿しよう!