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とにかく…帰ろう。
長に何て言おう…。
まぁ、ちゃんと話せば理解してくれるさ…。
忍「お、おい!!零が帰ってきたぞ?!」
あぁ、懐かしい呼び方だな…。
私は里では一番より強いと言うことで零と言われている。
長「零が生きておる…。何故…生きておるのだ?!」
零「長…。お久しぶりでございます。」
長「わしの質問に答えるのじゃ!!」
零「主が……生きろ…と。ですが、どうしていいかわからず…」
長「ええい!!言い訳は無用じゃ!!怖じけずいたのか!!零よ!!」
零「ですから長…。主の最期の命令が生きろなのです…。」
長「主がそんなことを言うはずが無かろう!!おぬしは掟に背いた!!生かしてはおけぬ!!皆のもの!!かかれ!!」
忍達「承知っ!!」
ああ、信じてはくれなかった…。
ただ、主の命令を聞いていただけなのに…。
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