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人は自分の生命が
あとわずかだと知ったとき
残りの人生をどんなふうに
過ごすのだろうか
俺は子どもの時から
ずっとそんなことを考えていた
まだ死にたくないと
過酷な治療を選択する人
最期の時間を
大切な人と過ごす人
いままであきらめていた夢に
再挑戦する人――――
もし自分が
あとどのくらい生きられるか
わかるのだとしたら…
俺はどんな人生を送っていただろう
ふと疑問に思うことがある
だけど…
どう考えたって
俺はこの人生しか考えられない
自分の生命の長さに関係なく
俺はこの道を選んでいたと思う
ただ違うのは…
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