君の奇跡は僕の奇跡

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『えー、今日は午前で授業は終わりだ。』 『何でだ?』 『さぁ?』 『実は昨夜、隣のクラスメイトが何者かに背中を斬られた。』 『マジかよ・・・・・。』 教室が沢めく。 『命に別状は無いが、学校が調査される。』 『ルル、病院に行ってみるぞ。』 『オッケー。』 こうして考えてる間に授業終了の合図で終わった。 『ヒカリ、何て病院?』 『大体は分かるから。ついてこい。』 『うん。』 『スイマセン、306号室まで案内お願いします。』 『はい。でも今、話せる状況じゃないと思うけど、それでも大丈夫?』 『はい。』 『それじゃ、ついてきて。』 こうして案内されるが。 『笹菜さん。友達が御見舞いに来てくれたわ。』 そう言い、病室を出る。 『笹菜さん。大丈夫?』 『い・・・・・いや!来ないで!!!』 枕を投げつける。 『どうしたの?』 『来ないで!!!』 『ッ!!!』 ヒカリの腕をひっ掻く。そうして、頭の上に手を乗せる。 『ヒカリ?』 『なるほどな。』 『何したのよ!』 そう怒鳴り、笹菜は毛布で全身を隠す。 『ヒカリ、何か感じた?』 『奴は・・・・・まだ生きている。』 『え?』 『今夜、あの祭りのあった場所に行くぞ。』 『もー!何がなんだかわからないけど、分かった。』 こうして家に帰る。何を感じ取ったんでしょいね。
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