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精神を心に集中する。
《奴が蘇ったのか。しかも相当力をつけている。》
力を貰って早々大きくなっている。
《何だ・・・・あの目。あのドス黒い鎌にオーラ。》
少し経つと、外に出る。
『やってみるか。』
《フレア》
そう唱えると体が光る。
『進歩したな。ほんじゃ行くぜ!』
背中に白い羽が出る。服装が変わり、神様らしい服になる。
『これが俺か。』
手を出すと、光りの二本の剣が出る。
『ふむ。ちょいと軽く振るかな。』
SPA―――――!!!アメリカンな音。まぁそれは良しとして、雲が綺麗に二つに分離する。
『何だこりゃ!』
《それは悪魔しか斬れない剣だ。》
『はへ?』
《あぁ、失敬。私は力を使う者に話せる聖霊だ。》
『ほぅ。』
《しかし、あの馬鹿も選んだな。》
『どういう事だ?』
《力は選ばれた者にだけ扱える。》
『俺が・・・・・、選ばれた?』
《そうだ。》
『選ばれたからには、それなりに尽すか。』
《良い心掛けだ。では、ここらで。》
『疲れた。まだ時間はあるから寝るか。』
そう呟き、屋根まで飛んで行く。
『よ・・・・・っと!』
窓から自分の部屋に入る。不法侵入じゃないのか?
『問題ない。じゃあ、おやすみ。』
はい。おやすみ。
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