不思議な恋の物語

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* で、どこまではなしたっけ? ああ、ドッペルゲンガーの撃退方法が見つかってみんなで喜んだところまでか。 とりあえず、罵詈雑言はドッペルゲンガーがみすずの前に現れるまでは言えないから、ドッペルゲンガーが現れるまでどうしようかと話していると、みすずがさっき言ったようにこちらから打ってでたいといいだす。 「おまえな~」 「だってこのままドッペルゲンガーがあらわれるまでびくびく怯えてすごすのやだもん」 「だいたい、どうやってさがすんだよ。田舎と言っても結構ひろいんだぞ」 「私の写真をもって、この人知りませんか? と訪ねあるく」「目の前にいますよっていわれたら? 」「ちがうんです! この写真の彼女は双子の妹なんです! って言えばOK」 やる気になっているみすずの前では、反論はどこ吹く風である。結局、みすず一人にやらせるわけにもいかず四人でドッペルゲンガーをみつけることになった。 さっそく着替えてから、街へでかける。 街には人があふれていたので、すぐに人にきけた。 「すいません。この人みかけませんでしたか? 」 「うん、見かけたよ」 「本当ですか? 」 「そこの左の道で」 「………そうですか」
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