不思議な恋の物語

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左の道にいる写真と同一の人物、それは本物のみすずだ。 がっかりしながらも、それを臆面にださずに笑顔でお礼を言う俺。 結局みつからず、その日は家に帰った。 その夜、みすずから電話がかかってきたが夜遅かったので寝ていてきづかないまま朝、携帯を見て気づく。 携帯には、《朝十時にオペラノ集合! 》などと書いてあった。 朝ご飯を食べて、着替えて夏休みの宿題やって余裕をもって出てきたが、みすずや香苗はもう着ていてたのしそうにしゃべっている。 おれもなにか飲み物を買ってこようとフードコートからコンビニ側へ健太と二人連れだって向かう。 ペットボトルコーナーでお気に入りを手に取り、レジへ向かう途中におかしを購入。たぶんしゃべっている間も食べるであろうみすずの行動を見越してだ。 席にもどり飲み物を一口飲んだ後、 「で? 電話やメールしてくるぐらい何か凄いことあったのか」 「うん、あのね。昨日ドッペルゲンガーとあったの」 「現れたのか!? そろでもお前がここにいるってことは………撃退したのか? 」「ううん。言おうとしたんだけど、見ているうちになんだかいうのがかわいそうになって、頭なでて上げたらいなくなった」
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