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「そこは私が説明します」
とみすずA。
みんなAに注目する。
「………私、ドッペルゲンガーが現れたときに、普通混乱して攻撃してくるか罵詈雑言を言ってくるかだけど、頭をなでて私を気遣ってくれた人なんて初めてだった。だから、私のものにしようと思ったの」
「私のものにしようなんて、私はものじゃないのよ! 」 「だって気に入ったんだもん」
「だったらなんで縛ってたんだよ」
「私の技でメロメロにして、私から離れられなくすればいいかな………と」
「冗談じゃないわよ! 私はあんたのものにはならないからね! 」
「私はあきらめないから」
二人のみすずたちはにらみあっていた。
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