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母親「ねぇあなた、この子の名前考えてくれた?」
父親「うーん・・・いろいろ考えてたんだけど決められないんだ」
母親「そう・・・どんな名前がいいかしらね」
母親は嬉しそうに自分の腕の中で眠っている赤ん坊を見つめながら言った。
父親「可愛いなあ」
父親はそう言いながら、赤ん坊の頭をなでた。
母親「私たちの子供なんだから当然よ」
彼女はそう言って夫に微笑んだ。
父親「そうだね」
彼は妻に微笑み返した。
父親「今日はいい天気だね」
そう言って彼は窓を開けた。
母親「早く3人でお散歩に行きたいわね」
彼女が言ったその時、
がさがさがさ・・・
父親「ん?外に何かいるぞ」
母親「えっ?」
がさがさがさがさ・・・
ぬう・・・
母親「きゃあ!」
父親「あ!フシギバナだ」
父親は少し興奮気味に言った。
ギャアアア・・・
母親「どうしてこんな所にいるのかしら?」
父親「フシギバナは太陽エネルギーをえいようにしてハナを開かせるんだ。今日は天気がいいから日光浴しに来たんだろう」
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