リーフ

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母親「びっくりしたわ。あら、いい香りがするわ」 父親「フシギバナの花から出ている香りだよ。この香りで戦う者の気持ちをしずめるんだ」 母親「さすがオーキドはかせの所で助手をしているだけあるわね」 父親「いやあ。僕なんてオーキドはかせに比べたらまだまだだよ」 母親「じゃあもっと研究頑張らないとね!それにしてもフシギバナって花も大きいけど、葉っぱも大きいのね」 父親「葉っぱ・・・」 彼は少し考え込んだ。 母親「どうしたの?」 父親「そうだ!「リーフ」って言うのはどうだろう?」 母親「良いわね!「リーフ」うん!良い!すごくいいわ!」 父親「フシギバナの葉っぱのように大きく爽やかにたくましくってね。フシギバナを見て名前を決めたなんて、この子に言ったらおこられるかなあ・・・」 母親「そんなことないわ!きっとあなたに似てポケモン好きになるだろうし、きっとこの名前を誇りに思ってくれるはずよ」 リーフ「むにゃ・・・」 母親「起きたみたい。おはようリーフ」 父親「これからよろしく。リーフ」 リーフ「うきゃあ!」 リーフは父母を見て笑った。 両親は嬉しそうに笑いあった。 父親「ほらリーフ。フシギバナだよ」 そう言って父親は窓の外にいるフシギバナに顔を向けた。 ギャアアア・・・ リーフ「きゃああ!」 リーフは嬉しそうに笑った。
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