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その夜、唯は貯金箱のお金を数えていた
唯「はぁ……無念なり……」
コンコン
ノックする音がした
唯「ほ~い…」
憂「お姉ちゃん、ご飯できたよー」
唯「う~い~……」
憂「どうしたの?お姉ちゃん」
唯「軽音部に入ったの~……」
憂「ええっ!?」
唯「でね、ギター買いたいんだけど……」
憂「へぇ~。お姉ちゃん、ギター弾けたんだ!」
唯「ううん!全然っ!」
力強く唯は首を横に振った。
唯「……でね~。お金を貸していただけないでしょうか?」
憂「ゴメンね。私もあんまりないんだ……」
唯「ですよねぇ~……」
憂「お母さんにお小遣いの前借り頼んでみたら?」
唯「え?」
憂「私も一緒にお願いしてあげる」
唯「さすがぁ!頼りになる!!」
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