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――土曜日
駅前で4人は唯を待っていた
幸「唯、遅いな……」
律「あっ!来たぞ、唯ー!」
唯「あっ、みんなー!」
唯は横断歩道の向こうで手を振っている
それからこちらへ走ってきたが途中で人にぶつかったり犬とじゃれあったり
澪(あとちょっとなのに)
律(たどり着けない!?)
幸「唯はいつか事故にあいそうだな………」
紬「そ、そうですね……」
唯「………………」
唯ジーッと見つめてきた
幸「何かついてるか?」
唯「幸ちゃん、やっぱり女の子っぽいね」
幸「!!」
幸は膝をついて落ち込んでいる
律(そんなに女の子って言われるの嫌だったのか!)
唯「どうしたの?幸ちゃん」
幸「なんでもねぇよ……」
澪「大丈夫か?……幸?」
澪が手を差し出してきた
幸「大丈夫だぞ…ありがとな、澪」
澪の手を取り立ち上がる
澪「………///」
顔を赤らめて俯いてしまった
幸(まだ慣れないのか……)
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