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教室に着いた俺は自分の席に着いた。
それにしても。。。
あの子。。。
あの声にあの見覚えのある顔・・・
あの懐かしい香り・・・
一致するけど
名前の姓だけが一致しない・・・
だとしたらあの子は生まれ変わりなのかもしれない。
けど変だ。
ならどうしてこの時期に転入なんかしてくるのだろうか。
俺は不思議でたまらなかった・・・
あ、
「歳とか聞いてねぇ・・・」
「なに独り言言ってんだよ。」
「ッ!?」
「おはよー神楽坂匠弥君!」
「なんだお前か・・・潤哉」
「なんだとはなんだ・・・匠弥、お前今日はいつにも増して変だぞ。」
「悪かったなー。考え事してただけだ。」
「そうか。」
そう、考え事をしてただけだ・・・。
アイツも察ししてるんだろう・・・。
あの日アイツは俺を心配して後ろでずっと見てたからあの光景を・・・
だからあの日からアイツは俺に気を使うようにしてる・・・。
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