エピソード1ー彼女の中の記憶ー

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はぁ・・・ なぁ、君はどうして宝星って名前なんだ。 教えてくれよ・・・。 千愛莱・・・ 彼女の姓は海坂(みさか)じゃないのか? 「神楽坂君!!!」 「?!」 話しかけて来たのは千愛莱だった。 「どうしたの??」 「そのっ・・・」 「大丈夫だよ。」 「ふぇ?」 「後ろの馬鹿汚い男子が怖いんだね。」 「ひぃッ!!!か、神楽坂!!!悪かっ・・・「ねぇ君達はいつになったら静かになってくれるかな?ニコ」 「失礼しました――――!!!」 「あ、ありがとう・・・」 「心配ならいつでもおいで。」 「うん、わかりました!!!」 「ボソッ・・・似てるな・・・」 「えっ?」 「ううん!!!なんでもない。んじゃあまたね。」 「う、うん!」 俺は言いたいことがあるのに言えない・・・。 そうだ・・・。 千愛莱のお母さんに会おう!!!
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