エピソード1ー彼女の中の記憶ー

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俺は無性にアイツの家を探した。 やはり宝星という名前で見つけた。 ピンポーン。 「はい、宝星ですが。」 えっ?! 声が違う・・・ 若い声が聞こえた・・・ 誰だ・・・。 とりあえず俺は・・・ 「本当の姓の海坂千愛莱さんの知り合いの・・・神楽坂匠弥と申します。お話・・・良いですか?」 宝星千愛莱の母親らしき人が来た。 「やっぱり・・・来ると思ったわ。あなたが神楽坂君ね。」 「はい。お聞きしたいことがあるんです。」 「良いわ。ここじゃ千愛莱も帰ってきちゃうと思うから近くの喫茶店でもいいかな?」 「大丈夫です。」 俺は“宝星さん”と喫茶店に行った。
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