第2章

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「姫様ッ!!カレン様ッ!!」 タタタタタタタ……ダダダダッ 「パーティーへ行くんですから、早くドレスに着替えますよッ!?」 「もうッ 行きたくないわッ」 「いけませんよ~」 ガシッ―――― わーんッ行きたくないよォ!!もー最悪!! パーティーなんて… 人ばっかりじゃないの! どうして私なんかが 氷の国の姫 なのッ!?!?!? 私じゃないとダメな理由なんてないでしょう? ――――私は誰にも必要とされていないんだから――――
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