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「痛いっ!何するんだよー!?」
ケビンはチヒロさんにそう言って、殴られた頬を押えています。
チヒロさんのほうを見てみると、拳を握り締めてすごい顔でケビンを睨んでいました。
「そ、それはこっちのセリフです!い、いきなり抱きつくなんて・・・何考えてるんですか!?ヘンタイ!」
「ヘ、ヘンタイ!?」
ケビンは驚いたように俺に目を向けて、助けを求めてきた。
「チヒロさんは女性ですよ。ケビン」
「そんなの分かってるよ!」
「それに日本の方ですよ」
「それも分かってるよ!何が言いたいんだよ!」
ケビンは本当に分からないのか、機嫌悪そうに答えていました。
俺はケビンに優しく言いました。
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