プロローグ

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俺の実の父親はシャラン・ディア・ヴォルビス。 ヴォルビス王国の国王。 この世界には魔力というものが存在し、己の武器、技として扱う この人はとても優秀な魔術者だ。 だがしかし、その膨大な力に酔い、彼は間違った道を進んでいる。 彼は力で力の無い村や町を支配していった。 逆らえば………………………容赦なく殺す。 ヴォルビス王国はどんどん勢力を上げていった。 唯一抵抗できる可能性があるのはヴォルビス王国の反対派が集まって作ったアンビス帝国くらいだ。 アンビス帝国はヴォルビス王国を止めるため戦う。 しかし…それでも村や町は救われない。 なぜなら、戦闘の被害が村や町に出ているからだ。 これでは何の意味も無い。 しかし何かをしなければヴォルビス王国はこの世界を支配してしまう。 戦うしかないのだ。 俺はヴォルビス国王の実の息子。 俺の話なら聞いてくれるのではないか? 俺は親父に話した。 「もう止めてくれないか?これ以上何の意味があるんだ?」 親父は… 「この世界を支配できる力が私にはある。だったら支配した方が得ではないか。」 表情1つ変えずにこう言ってきた。
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