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「がっ…貴様…」
そう言って兵士は倒れた。
俺は近くにいるやつからどんどん斬りつけていく。
すると…
「貴様何をしている!?」
最初に女を撃った隊長に気づかれたようだ。
ちょうど兵士の腹に俺の魔力剣が突き刺さっている状態で俺は見つかってしまう。
「なぜ自分の国の兵士を貴様は攻撃している!?反逆罪で死刑だぞ!?」
「…気づいたんだよ…ヴォルビスに抵抗出来るのは………
………俺だ。」
俺は隊長との距離を詰め、胴体を横に斬り裂く。
周りの兵士が俺を取り囲む。
自分の行いを後悔したのかわからないが…俺は動かなかった。
数十人の数の兵士に俺は取り押さえられて………………親父の城に連れていかれた。
あの村への攻撃は一時中止された。
俺への処分が先らしい。
「まさか貴様が反逆罪になろうとはな…失望したよ。一応理由を聞こうか?なぜ兵士を殺した?」
「…俺が………」
「あん?」
「俺があんたに対抗できることに…気づいたんだよ。」
俺は言った。正直恐くはなかった。
覚悟は出来ていたからだろうか…
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
シャランは腹を抱えて笑う。
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