プロローグ

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「お前みたいな虫けらが!私に対抗する!?傑作だな!ハハハハハハハハハ!」 「………………」 親父………… 「本来なら死刑だが。貴様は殺す価値すら無いわ。障害になる程では無いしなぁ!」 親父…俺は… 「摘まみ出せ!どこかの村に住み着き、その村が攻められた時に誰にも気づかれずに死ぬんだなぁ!」 兵士が俺を城から連れていこうとする。 親父…俺は…あんたを… 「さらばだ。ライル!永遠にな!」 ヴォルビス王国のヴォルビス城から追い出され乱暴に地面に投げ捨てられる。 城の門が硬く閉ざされる。 親父…俺は…力に呑まれたあんたを…………………………………… 救いたいって思ったんだ。
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