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「ぐっ……」
胸に穴を開け倒れる兵士。
「貴様!!」
他の兵士が俺に狙いをつける。
「撃てよ。俺に防がれない魔力弾を撃てるならな。」
「食らえ!」
兵士が魔力弾を撃ってきた。
だがこの程度…………
弾に合わせ右腕を振り上げる。
魔力弾は右腕に弾かれ上に反れた。
それなりに魔力が扱えれば魔力弾は弾くことが可能なのだ。
弾が当たる前に魔力の流れを変動させられれば後ろに反らすこともできる。
強い相手なら勿論同じことをされる。
しかし、こんな下級兵士が相手ならこちらの弾を防ぐのは無理。
完璧に俺が有利なんだ。
「くっ……」
また1人兵士が倒れる。
「そんなんでよく戦えるな…どうだ?弱者としか戦わないような奴らが強者と戦う気分は!?」
両手から魔力弾を放つ。
兵士は防ごうとするが失敗。
「お前らが防げるような威力じゃないんだよ。見てわからないか?」
「うわぁ!」
1人の兵士が逃げ出す。
「腰抜けが……逃げんなよ!」
追撃しようとした。
その時…………
兵士が砂煙に包まれた。
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