お屋敷の子

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お屋敷の子

大きな屋敷のドアが開くと まだあどけなさの残る少女が顔を出した 使用人が出てくるとばかり思っていたが、身なりがしっかりしていたので、 この屋敷の子であろうことは予測がついた。 隣にいた上司のスミスが挨拶し、簡単に事情を説明して警察手帳を見せた。 僕らが刑事とわかって 少女は中へ招き入れてくれた。 つまらなそうな顔の女の子 それがこの少女の第一印象だった。
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