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地の城からちびですの家に
帰る途中の会話
ちび「いや~デカルトが
怖い人じゃなくてよかった。」
城を出た途端に
もはや王様を呼び捨てのちびです。
柚子杷「ちょっと、ちび
デカルトさんって
王様なんでしょ?
呼び捨てはダメだよ。」
ちび「本人に聞かれなきゃ
問題ないって
なんとかなる。」
柚子杷が注意するが
全く反省もしてなければ
危機感も持っていない。
聞かれる聞かれないの問題でなく
完全に駄目なのだが。
ロキ「……無礼過ぎる……
後、何気に年の事を
王の前で言うなよ……
下手したら焼きいれられるぞ……。」
ちび「あれは確かにまずかった
だけど肘打ちしなくても
すごく痛かったんだけど。」
ロキ「自業自得……。」
こう言われると
ちびですは何も言い返せなくなる。
口で邪神†ロキ†に
勝ち目が無いと思い知らされる
瞬間でもあった。
柚子杷「何で年の事を
言ったら駄目なの?」
柚子杷が不思議そうに聞く。
ちび「噂ではデカルトは
年齢を気にしてるらしい
だから、禁句なんだってさ。」
ちびですがそう説明すると
柚子杷「へぇ~……何か…可愛い……。」
柚子杷は笑いを堪える様に
口を押さえながら言う。
ちび「笑うなって
本当に気にしてるらしいから。」
注意するちびですも
笑いを堪えている様子。
こんな話をしながら
ちびですの家へと
戻ったのだった。
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