プロローグ

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「うぅー…さむ…」 …クァー…クカァー… まだ明け方なのに、かもめは元気だなぁ… 港町に住んでいる私はかもめには慣れっこ。 眠い目をこすって布団をかけ直す。 …「梨沙姉~起きて!学校でしょ!」 「…歌穂~もう少しだけぇ~…」 私を起こしに来たのは中1の妹、歌穂。 「もう少しだけ~じゃないよ!今日はバスケ部朝練!一緒に行くんだから!」 「だーっ!そうだった!」 私は急いで準備を始めた。
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