序章

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お月様に兎が暮らしている。 そう見えるなら、それは正しいのかもしれないし、 見えなくても、正しいのかもしれない。 誰かが確かめたって、 確かめなくたって 真実は真実。 嘘は嘘。 あなた達が思う事や、考える事、感じる事、信じる事は 実際全てが正しい訳では無いと思う。 でも、 自分を見失ってはいけない。 いつかは分かる時がくると思う。 その前に、迷い戸惑う時がくると思う。 その時あなた達は、 どんな風に行動するのかな? 私は、私を思い、考え、感じ、信じた。 そして 君を思い、考え、感じ、信じた。 あなた達の前に広がる 幾つもの世界に 恐れる事無く飛び込んでいって欲しい。 あの時私達が そうした様に。 親愛なる・・・・
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