とりあえずプロローグ

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ここでとある話しをしよう。 あるところに、神様がおりました。 毎日、毎日、暇でやることがなかったそうです。 そんなある日神様は閃きました。 『そうだっ下界に行こうっ』………と、しかし今の姿じゃ怪しまれてしまいます。 仕方ないので子供の姿に化けて行く事にした神様。 思いたったが吉日……神様はすぐさま子供の姿になり…… 今日は下界で何が起こるのかな? 普段の人間は何をしているのかな? 今日は夕立を起こそうかの!? と、楽しそうに下界へ降りていったとさ。 しかし、下界へ降りた神様。 間近でみる下界の新しい建物に目を奪われ、周りが見えていません。 交差点が赤信号でも気付かず直進してしまいます。 そしたらいきなり、誰かに抱えこまれたのです。 いきなり誰かに抱え込まれた神様。 なんだっ!?なんだっ!?と焦ってしまいます。 神様は誰かと関わるつもりがありませんでした。 なので、なおさら焦ってしまいます。 とにかく焦ってしまいます。 抱え込まれた少年に何か喋り、すぐさま神界に帰りました。 焦って戻ったせいか、暇潰しに遊んでいた車のプラモデルに足をぶつけてしまいます。 キレイに滑って行くプラモデルは……なぁんと不思議な事に、さきほど帰ってきた次元の隙間に!? 車のプラモデルの行く先には……… さきほどの少年と…彼女でしょうか?女性も居るではないでしょうか。。。 男女が車のプラモデル?(何故か巨大化したプラモデル)に…………轢かれてしまいました。 2人とも頭から血が!? それに、誰が見ても諦めるほどの血の量………… 神様、急いで手を打ちます。 男女の魂が黄泉に送られ消える前に、魂を神様の元へと導いたのです。 ----------------------
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