第一章 記憶のない少女

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「仲が良いね。」 私は、笑顔で言ってやった。 すると、 「断じて、違う!」 「それは、違うね。」 同時に否定してきた。 「あはは。」 おかしくて、笑ってしまう。 ここは、全国で力を広げつつある暴走族、 流華 の本部だ。 私達率いる、流華関東支部は、ある町の、一角にある潰れたクラブを使っている。 総長は階城梓。 幹部は、及川薔に元気。 そして、あともう二人。 副総長は、私。那織 こんな、感じで上のほうは成り立ってる。 後は、私達の下に、数百の仲間がいる。 ドダドタドタドタ......... あ、帰ってきた。
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