第一章 記憶のない少女

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「乗れ。」 渡れたヘルメットを被って、バイクに跨がった。 「行くぞ。」 はいよー 私の名前は那織。年は17 高校は、行ってない。 私には 生まれてからの記憶がない いわゆる 記憶喪失 なんで、なったか? さあ、私にもよく。 まあ、そんなわけで、 この名前も本当の名前かどうか。 この名前は 梓に付けて貰った。 梓? ああ、 この年中、ブスッとしている男のこと。 階城梓、年は18。 私の名付け親。 ん? 親とは、また違うな。 友達? いや、違う。 兄貴か? 違うような。 とりあえず、 私には大事な人
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