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「はあ~~~」
大学のキャンパスで俺は盛大な溜め息をついた
午前の授業が終わり、大体の生徒は食堂か外で昼食中
だが俺はひとり教室に残り窓の外を眺めていた
「あ~~!」
今度は声に出てしまった
「溜め息つくと幸せ逃げるぞ」
そう言って隣に座ったのは優だ
唯一無二の俺の親友
俺とは違って成績優秀でお人好し。顔はまあまあだが彼女はいない。(顔は俺の方がいいが←)
「彼女がいないのは関係ないだろ💧」
「(うわ…こいつ俺の心を読んだな…)霊能力者だったっけ?」
「お前の顔見てたら大体何考えてるか分かるよ。てかお前どうした?授業中ずっとぼんやりしてたな。」
こいつにはお見通しか…。
「ずっと俺の顔見てたのか?いくら俺が男前だからって…。」
「言ってろ(笑)」
「冗談だよ…実はさ…。」
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