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さっき泣き出しそうになっていたのはこれが原因か。
これで由利、高屋、小林の三点が自分の推測を支えることになった。
もう間違いない。
中心にいるのは佐々木なのだ。
これはますます急がないといけなくなった。
だけど急ぎすぎるのも良くない。
今日みたいに間違えた道に進むかもしれない。
「とにかく今日は帰ろう。俺が送って行く。由利は一人では絶対外出禁止だ。学校も俺が迎えに行く」
「うん。分かった。ありがとう」
由利の手を引いて公園を後にした。
そう言えば最初、この公園に来た時自分は浅はかだと思ったが、意外にも高屋の事件の解決はここに転がっていた。
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