学校の怪談

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「…い……せ…せい…」 ん…何か聞こえる。 でも目が開かないや。 ま、いっか。 「先生!いいかげん起きてください!!」 「うわっ、なんだ森ちゃんか」 起きたら般若みたいな顔の森ちゃんがいた。 森田亜子。 俺の担当さんだ。 「もう、なんだとは何ですか!締め切り今日ですけど原稿できたんですか!?」 「んー…まだ」 うそ。もう出来てる。 「じゃあ早くやってください!」 そう言って森ちゃんはソファに座ってスケジュールを確認し始めた。 「森ちゃん」 「あとどんぐらいなら待ってくれる?」
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