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そう考えていると不意に横から声がした。
「ヤッホー!ラフィ知ってる~?」
その声の主はマイ・ランクスだった。
ラフィの頼れる親友だ。
…いつもうるさいのだが。
「間に合ってます」
「ひどい!!ボクは親切心から教えてあげたのに…」
ちなみに1人称はボク。
所謂ボクっ娘である。
それこそどうでもいい話なのだが。
「でも、その転校生はイケメンらしいよ!」
マイは笑顔でそう言った。
全く、切り替えの早い小娘である。
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